ヒメマス釣り・遊魚案内
解禁について
支笏湖漁業協同組合は、遊漁者が例年のとおりヒメマスを釣ることができるよう、釣獲の状況を勘案しながら漁業を行うことを基本としています。組合はヒメマス資源の増加に努めますが、万一、資源量が極端に減少し、資源保護上必要な場合は、漁業の制限と同様に遊漁の制限をすることがあります。例年6月1日から8月31日まで解禁されています。
なお、解禁期間中は毎月2回(15日・月末現在)地区別の漁獲数を新着情報(トピックス)でお知らせします。
遊漁規則 | 遊漁期間、遊漁時間及び遊漁の禁止区域は、次のとおり現在の北海道内水面漁業調整規則による規制と同じ内容になっています。 |
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漁業権の内容 | 漁業種類:第5種共同漁業権 漁業の名称:ヒメマス漁業 漁場の区域:支笏湖の区域及び千歳川のうち支笏湖湖口から滝の上えん堤に至る区域(実際には、漁業の区域は遊漁者と同様としています。) 存続期間:免許の日から平成25年8月31日まで |
解禁期間 | 6月1日から8月31日まで |
釣りのできる時間 | 6月 3時から19時30分まで 7月 3時30分から19時30分まで 8月 4時から19時まで |
解禁区域
遊漁料・遊魚券取扱い所
区 分 | 一般 | 中学・高校生・肢体不自由者等 | 小学生以下 | |
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船釣り | 日券(1人) | 1,540円 | 770円 | 無 料 |
シーズン券 | 27,770円 | 13,880円 | ||
陸釣り | 日券(1人) | 770円 | 380円 | |
シーズン券 | 13,880円 | 6,940円 |
※シーズン券の販売は5月13日(木)から取扱います。
※現地売り(湖上など遊漁する場所での販売)は800円(税込み)の割増料金となります、遊漁を始める前に必ずお買い求め下さい。
※肢体不自由者等は身体障害者福祉法第15条に基づく手帳を提示した方に適用します。
※遊漁券の取扱場所など詳しいことは「遊漁規則要約〔平成 26 年度版〕をご覧下さい。
納入場所
支笏湖漁業協同組合事務所(支笏湖温泉番外地)
(株)支笏湖観光センター(幌美内)
支笏湖ボートハウス(株)(モラップ、美笛)
支笏湖漁業協同組合 遊漁規則要約
動力船使用について
平成18年度から支笏湖全域で自然公園法(環境省所管)によって動力船の乗り入れが規制されています。
動力船を使用する場合は、あらかじめ許可を受けることが必要です。
※許可は毎年度受ける必要があります。
許可を受けることができる動力船は次のとおりです
北海道内水面漁業調整規則により定められた区域及び期間・時間において、釣りを目的とするもの
解禁期間
6月1日から8月31日まで
許可を受けた動力船であっても、上記期間以外に乗り入れすることはできません。
釣りのできる時間
6月 | 3時から19時30分まで |
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7月 | 3時30分から19時30分まで |
8月 | 4時から19時まで |
夜間の釣りは禁止されています
解禁区域
- 特殊小型船舶(水上バイク)は乗り入れできません
- 法令等により定められた利用上の規制、基準等及びルールとマナーを守ってください
- 動力船の湖への乗入れに際しては、ボート事業者等の斜路を利用するようにお願いします
※支笏湖オコタン野営場は、平成23年度から休止しておりますのでご注意願います。
※いずれのボート置場も収容数に限りがありますので、ご了承願います。
※斜路の利用にあたっては、各ボート事業者にお問合せください。
- 支笏湖観光センター 0123-25-2041
- 支笏湖ボートハウス 090-3392-9747
- 支笏湖ボートハウス 090-3392-9747
【注意事項】
支笏湖地区では、平成19年11月に支笏湖漁業協同組合が設立され、平成20年3月1日に共同漁業権免許の取得と遊漁規則が認可がされましたので、平成20年6月から「ヒメマス釣り」は有料となっています。また、遊漁規則に規定する制限などに関しても遵守する必要がありますので留意してください。詳細はこちらをご覧ください。
許可申請の流れ
環境省への乗入れ許可申請に際しては、千歳市長の承認が必要とされています。そのため、申請に際しては、先ず千歳市に承認申請を提出して頂き、その後一括して千歳市が環境省に許可申請を行ないます。
動力船乗入れ許可申請の方法と受付期間
支笏湖において釣りを目的として動力船を使用する方は、次の要領で期限内に申請してください。
受付期間
平成29年の受付期間:3 月1日~4月10日(土日祝日を除く)
(窓口開庁時間)8時45分から17時15分まで(土日祝日を除く)
郵送可・期間内必着
申請に必要な書類
※平成29年度申請分より様式が変更されています。
- 支笏湖動力船乗入承認申請書(第1号様式)※word
- 船舶検査証書の写し(船舶検査の必要な船舶に限ります)
- 船舶検査手帳の写し(船舶検査の必要な船舶に限ります)
※記入されている全てのページの写しを提出してください - 小型船舶操縦免許証の写し(当該船舶の操縦に免許が必要な場合に限ります)
- 船体写真(船体全体を撮影したもので、船舶番号等が確認できるもの)
- A4書類用角2封筒(120円切手を貼付し、返送先住所氏名をあらかじめ記載してください。許可証の返送用の封筒になります。料金不足については、受取人払いとさせていただきます。)
申請書記載例
【注意事項】
- 申請書様式は、次の方法で入手することができます。
- 上記リンクからダウンロード
- 千歳市観光スポーツ部 観光事業課の窓口
- 窓口に来ることができない場合は、郵送等での送付もしますので、下記までお問合せください
- 申請書等の提出
- 必要な書類を揃えて、受付期間内に下記まで提出してください
- 郵送可・期間内必着
- 期間内必着
- 書類が揃っていない場合は受付できないことがあります。
- 受付期間を過ぎた場合は、許可をすることができません。
- FAXや電子メールによる提出は、受け付けることができません。
提出先及びお問合せ先
所在地 | 〒066-8686 北海道千歳市東雲町2丁目34番地 千歳市観光スポーツ部 観光課 |
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電話 | 0123-24-0381 |
受付時間 | (窓口開庁時間) 8時45分から17時15分まで(土日祝日を除く) |
気象・水位・環境
気象について
支笏湖は、太平洋と日本海の気象の影響を受ける分岐点に位置しています。夏季の最高気温は30℃程度、年間の平均気温は 6℃程度で、これは長野県の軽井沢とほぼ同じ、内陸型の冷涼な気候です。また、梅雨や台風の影響も少なく、年間降水量は 800~1,200mm 程度で、降雪量も 道内では少ない地域といえます。
水位について
支笏湖の水位は降水に伴うオコタンペ川や美笛川などの周辺河川からの流入量と千歳川への増減によって変動しています。支笏湖の水は周辺地域において様々に利用されており、特に王子製紙(株)苫小牧工場が千歳川に建設した5箇所の水力発電所で作られた電気は、王子製紙だけでなく支笏湖温泉地区の電力も賄われています。水位に影響がある放水量は下流の市町村の洪水等に影響があるため、上流域は北海道が下流域を国土交通省が河川管理者として適正管理がなされています。
環境について
支笏湖は環境省の「公共用水域水質測定」において、これまでに11年連続で水質日本一に認定されています。また、支笏洞爺国立公園に属するカルデラ湖で、長径13km、短径5kmの東西に長いマユ型をしており、周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mの湖です。
国内では、秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇り、日本最北の不凍湖としても知られており、周辺には、オコタンペ湖や苔の洞門、標高千メートルを越す風不死岳、恵庭岳、樽前山など美しい自然が残されています。また、湖畔の支笏湖温泉、幌美内の丸駒温泉のほか、キャンプ、カヌー、ダイビング、遊覧船、ボート遊びなどが楽しめます。